瑞仁「ミニ、睡眠には『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』という2種類の状態があると聞いたんだけど、それぞれどんな働きがあるのかな？」
ミニ「いい質問だね、瑞仁！
まず、レム睡眠（REM睡眠）から説明するよ。
REMは『Rapid Eye Movement』、
つまり『急速眼球運動』の略だよ。この時、目が速く動いている状態だから『レム睡眠』と呼ばれているんだ。
この時、脳はとても活発で、記憶の整理や感情の処理を行っているんだよ。」
瑞仁「なるほど。
つまり、日中に学んだことや経験したことが、脳内で再構築されて記憶として定着するってことか。
まるで脳のメンテナンスの時間みたいだね。」
ミニ「その通り！
そしてもう一つ、ノンレム睡眠は脳と体が深い休息に入るための時間なんだよ。
ノンレム睡眠中は、脳の活動が抑えられて、身体の修復や成長が促進される。
例えば、筋肉や細胞が修復され、成長ホルモンも分泌されるんだ。
ノンレム睡眠があるからこそ、朝に心も体もリフレッシュできるんだよ。」
瑞仁「だから、朝すっきりと目覚められるんだね。
深い眠りが大事ってよく言われるけど、その理由がよくわかったよ。」
脳が行う「整理と処理」：記憶の取捨選択
瑞仁「日中、たくさんのことを体験して、いろんな情報を受け止めているけど、すべてを記憶しているわけじゃないよね。
睡眠中に脳がどんな風に情報を整理しているのか気になるな。」
ミニ「いいところに気がついたね！
脳は、睡眠中に情報を整理して、必要なものは記憶として残し、不要なものは削除する作業を行っているんだ。
これによって脳は新しい情報を効率的に処理できるようになるし、脳の負担も軽減されるんだよ。」
瑞仁「それに、脳の疲れも回復しているってことだよね？」
ミニ「その通り！
特に『アミロイドβ』という老廃物が睡眠中に除去されることで、脳の健康が保たれるんだ。
この老廃物は、認知症などのリスクと関わっていると言われているから、睡眠の回復効果はとても重要なんだよ。」
睡眠と覚醒を司る脳の部位たち
瑞仁「睡眠と覚醒のリズムって、脳のどの部分が担当しているの？」
ミニ「実は、睡眠と覚醒のリズムは視床下部、脳幹、視床、そして松果体などの脳の部位が連携してコントロールしているんだよ。
普段当たり前に行っている『寝る』『起きる』という行動も
こうした脳の働きで成り立っているんだ。」
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視床下部：体内時計のリズムを調整する
ミニ「まずは視床下部の中にある『視交叉上核（SCN）』という部位だね。このSCNが私たちの体内時計を司っているんだ。」
瑞仁「視交叉上核って、目からの光の情報を受け取って、昼か夜かを判断しているんだよね？
だから昼間は覚醒を促して、夜になると眠気を誘うってことか。」
ミニ「そうだね。
夜になると視交叉上核が、メラトニンという眠気を誘うホルモンの分泌を促して、自然と眠くなるように体を調整するんだよ。」
脳幹：睡眠促進と筋肉のリラックス
瑞仁「脳幹って、睡眠にも関わっていると聞いたけど、どんな役割があるの？」
ミニ「脳幹には睡眠促進細胞があり、GABA（γ-アミノ酪酸）という物質を分泌することで覚醒を抑え、体を眠りに導いているんだ。
また、レム睡眠中には脳幹が筋肉をリラックスさせる役割を果たしていて、これにより夢の中で体が勝手に動くのを防いでいるんだよ。」
視床：感覚情報をシャットダウン
ミニ「視床は、感覚情報を大脳皮質に伝える中継地点
睡眠中にはこの情報を遮断して、外界からの刺激に邪魔されずに深い眠りに入れるようにしているんだ。」
瑞仁「でもレム睡眠中には視床が再び活性化するんだよね？
これは夢と関係しているのかな？」
ミニ「レム睡眠中には視床が再び働き始め
夢の中でのイメージを大脳皮質に伝えているんだ。
だから夢がリアルに感じるんだよ。」
松果体：眠気を誘うメラトニンの生成
ミニ「そして忘れてはいけないのが松果体だよ。
視交叉上核からの指示を受けて、メラトニンというホルモンを分泌するんだ。
メラトニンが増えると眠気が促されて、自然と寝る準備が整うんだよ。」
メラトニンを増やす食材
質の良い睡眠を促進するために、メラトニンの生成を助ける食材を取り入れることもおすすめです。
以下の食材が、スムーズな入眠に役立ちます：
- くるみ：メラトニンが豊富で、睡眠の質を向上させます。
- バナナ：トリプトファンやビタミンB6が含まれ、メラトニンの生成を助けます。
- 乳製品：カルシウムが豊富で、リラックス効果も期待できます。
- 大豆製品：イソフラボンが睡眠ホルモンのバランスを整えます。
- ゴマ：アミノ酸が豊富で、メラトニン生成に必要な栄養素を補います。
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耳のツボ「神門（しんもん）」の活用法
神門は、耳の上半分の内側にある軟骨のくぼみに位置するツボで、自律神経を整え、精神の安定やストレスの緩和
さらにはダイエットにも効果が期待されています。
神門を刺激することで、以下のような効果が期待できます
- ストレス軽減：神門を刺激すると、心が安定し、日々のストレスが和らぎます。
- 自律神経の調整：神門のツボ押しにより、副交感神経が優位になり、心身のバランスが整います。
- リラックス効果：耳を引っ張る「神門メソッド」により、耳の神経が刺激され、深いリラックスを感じられます。
- 睡眠の質向上：神門のツボ押しで体がリラックスしやすくなり
入眠がサポート
最強の言霊アファメーション3選
神門のツボを押しながら、以下のアファメーションを唱えることで、心と体の調和がより深まります。
- 「私は心も体も完全な調和にあります」
神門を軽く押しながら、全身がリラックスしていくイメージを持ち、心と体のバランスが整うのを感じましょう。 - 「私はすべてのストレスを手放し、自由でいられます」
日常のストレスが解放され、心が軽くなるイメージを持って、神門を優しく押します。リラックスした自分を感じましょう。 - 「私は内なるバランスを保ち、安定した心で毎日を過ごします」
神門を押しながらこの言葉を唱えることで、自律神経が整い、日々の安定感が増してきます。
まとめ
ミニ「瑞仁、今日は睡眠と脳の働きについて学んで、深い眠りの大切さがよくわかったね。
さらに神門のツボを活用すれば、心も体もバランスが整いやすくなるよ。」
瑞仁「うん、ありがとうミニ！
今回の内容を知って、きっとみんなの生活の質が向上するはずだね。この記事を読んでくれた方も、ぜひ良い睡眠習慣と神門のツボを活用してみてほしいな。」
ミニ「読者の皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございました！
この記事が役に立ったと思ったら、ぜひ高評価やシェアをお願いします。
これからも皆さんの心と体の健康に役立つ知恵をお届けしていきますので、お楽しみに！」
