記憶の操作:本当の記憶?
瑞人:
「なぁ、ミニ。
『トータル・リコール』って、めちゃ怖くない?記憶が操作される話なんだけど、主人公のクエイドが『自分って一体誰なんだ?』って悩むとこが特にヤバイよな。
「過去の過去が全部フェイクかもって想像してみ?ゾッとするわ。」
ミニ:
「確かにね。
でもさ、クエイドが『記憶の旅行』に参加してるってことは、なかなか勇気あると思わない?
『火星のスパイになりたい』なんてちょっと言ってさ。
もうましな夢」にしろよってツッコミたくなるわ。」
瑞人:
「いや、ほんとにそれ!でも、もしその夢が実現するかもって言われたら…ちょっとうまくいきたくなる気持ちもわかったなぁ。
でもさ、もしあの記憶が本当に誰かに植えられたものだったら?
自分が本当は誰だ?」 「それとも分からないんじゃない?」
ミニ:
「それが一番怖いとこだよね。
『記憶』って自分の認識の根っこみたいなもんじゃん?
それが操作可能だってなら、自由意思とかも全部揺らぐよね。
現実なのか、ただの幻想なのか? …もうパニックよ!」
瑞人:
「うんうん。
都市伝説的に言えば、政府とか秘密組織が人々の記憶を管理してるって話もあるしな。
俺たちの記憶も、実は誰かが遠隔操作してるかもなぁ、なんて。ただで気味悪い!」
『メン・イン・ブラック』と記憶の消去
ミニ:
「でもさ、記憶操作なら『メン・イン・ブラック』の方がやり方がエグいよね。『ニューラライザー』で一瞬で記憶を止めたもん。
『あれ、今何話してたっけ?』って」なりそうじゃない?」
瑞人:
「間違いない。ところで、ただ記憶を消すだけじゃなくて、新しい記憶を植えられるんだろ?
「ないほうが幸せ」っていう考え方もあろうな、あの世界では。」
ミニ:
「うーん、でもそれってどうなのよ?
『無知の方が安全』って言われても、実際は全部嘘っぱちだとしたらイヤじゃない?
真実を知られてないで生きて、それもまた不幸な気がするするんだけど…。」
瑞人:
「ありそうなんだよな。
でも、例えばさ、エイリアンが地球にいっぱいあるのを知っちゃったら、社会はパニックにならないかも知れないと言うのも当然だ。ろうけど…。」
ミニ:
「それで、記憶を勝手に終わるなんてひどいよな。
あれだよ、昨日の晩ご飯忘れたときみたいなもんだよ!
ただでさえ、最近物忘れが激しいのにさ…。」
瑞人:
「それ、年のせいじゃないの?…いや、ごめん冗談!
でも確かに、記憶を消された人たち、自分で選択していけるんですよ、実は全部仕組んだ行動だったりするかもしれない」
「よな。それって自由本当になのか…?」
現実と仮想現実の境界

瑞人:
「ところで、スノーボードの『トータル・リコール』に戻るけど、あの映画では現実と仮想現実の境界が消えていくシーンが多いよな。
クエイドが現実か無意識に消えていくの、マジでヤバい。」
ミニ:
「わかった!今のVRとかそうだけどさ、現実がどんどん現実に近づいていくと、本当か気づかなくなるよね。
そ、全部夢だったって言われた方がスッキリするくらい。」
瑞人:
「マジでそれ!でもさ、もし本当に全部仮想現実だったら、俺の知覚や経験って、どれだけ信頼できるんだろうね?
『メン・イン・ブラック』でもエイリアンが日常に溶け込んでるのに」 「それって人間の知覚の限界を見事に表してると思うわ。」
ミニ:
「確かにね。目の前にいるのがいつも本当はエイリアンで、しかたも
『ニューラライザー』持ってたら…完全にアウトだね(笑)。」
自由意志と記憶の選択

ミニ:
「それじゃ、次は自由意志の話をしようか。結局さ、記憶が操作可能ってことは、自由意志も操作される可能性があるってことじゃん?」
瑞人:
「そうだよな。だって、自由意志って、自分の経験とか価値観に基づいて決めるものじゃん?
でも、もしその経験や価値観が捏造されたものだったら…もう何を信じていいのか知っていなくなるよな。」
ミニ:
「『トータル・リコール』でもそうだったけど、自分が誰なのかさえわからなくなったら、もう自由意志のところの話じゃないよね。
そう考えると、マジでこのテーマって深い…。
「メン・イン・ブラック」でも一緒でさ、記憶を消された人たちは、どれだけ自分の選択を信じられたんだね。
瑞人:
「確かに。でもまあ、仮に記憶が操作されたら…俺、そもそも『記憶にない』って言い訳できるから、ちょっと便利かも?(笑)」
ミニ:
「ちょっと、記憶を改ざんされた言い訳って最低じゃん!(笑)
でも、確かに都市伝説的に考えると、秘密組織に記憶を消されるって相当リアルにありそうだよね。
政府の陰謀とかも、 「こうやって生まれるのかも。」
まとめ:記憶の真実と都市伝説
瑞人とミニの対話ゆっくり、記憶の操作や自由意志、そして現実の認識がどれだけ脆弱なものかが浮き彫りになりました。
都市伝説的な視点で見れば、記憶の操作や仮想現実が、現代社会における陰謀や秘密計画に注目しているのかもしれない。
- 記憶の真実:本物か、虚構か?記憶が改ざんされることで、自由意志や認識が揺らぐ。
- 知覚の限界:私が信じている現実は、どこまでが真実で、どこからが操作された幻想なのか?
- 無知の幸せ:安定を守るために隠される真実と、自由を得るために知るべき真実のジレンマ。
記憶が操作されるというテーマは、単なるSFの中の話ではなく、現実の社会においても重要な問いかけを持っています。
そして、それが都市伝説として語られる背景には、私たちの不安や未知への恐怖があるのかもしれません。